<仕様> ANSK-62134B/カラー/本編約120分/音声1ストリーム:フランス語/日本語字幕/リニアPCM(モノラル)/
16:9 (スコープ・サイズ)/1080p Hi-Def/片面・1層/MPEG-4 AVC/無許可レンタル禁止/リージョンALL/複製不能/フランス作品
<解説>
19世紀前半に花開いたフランス・ロマン主義文学の巨匠ヴィクトル・ユーゴーの名作小説「ノートルダム・ド・パリ」を名匠ジャン・ドラノワ監督が原作に忠実に映画化。壮大なノートルダム寺院のセットをはじめ、総製作費6億5000万フランを費やした、フランス映画に残る超大作。実に5度目の映画化。
時は15世紀、壮麗な大伽藍ノートルダム寺院を背景に、絶世の美女エスメラルダを一途に思う鐘つき男カジモドの純愛と、彼女に魅せられた男たちの愛憎と苦悩が、絢爛たるスケールで展開する。本作の後もディズニーが「ノートルダムの鐘」としてアニメーション化し、さらにミュージカルとして演じられている。
<ストーリー> 15世紀、ルイ11世の統治下にあるパリ。教会の持つ権限が、弾圧と排除を生み出す時代の物語。
美しくも壮麗なノートルダム寺院の広場では、年に一度の道化祭が開かれ、多くの人々で賑わっていた。その中でひときわ目を惹くのは、ジプシーの美女エスメラルダ(ジーナ・ロロブリジーダ)。彼女が妖しい魅力を振りまきながら歌い踊る姿に、男たちの心は揺さぶられた。ノートルダム寺院の副僧正フロロ(アラン・キュニー)も、そんな男のひとりだった。謹厳実直で知られる彼だったが、エスメラルダを一目観た瞬間から、彼の心に煩悩の火が灯されたのだった。一方、今年の道化に選ばれたのは、寺院の鐘つき男で怪異な容貌で、皆からバカにされているカジモド(アンソニー・クイン)だった。彼は自分が主人と従うフロロからエスメラルダを連れてくるよう指示されるが、彼女の叫びに駈けつけた警備隊に、カジモドは彼女を襲ったと誤解され捕らわれ、翌日、広場で鞭打ちの刑に処せられてしまう。苦痛に呻く彼を嘲笑する見物人たち。そんな中、突然、エスメラルダが現れ、カジモドに一杯の水を与える。彼女の優しさに感謝するカジモド。その時からカジモドの心にはエスメラルダへのほのかな思いが芽生えていく・・・。
(1956年製作フランス映画/1957年3月劇場公開)
※本作品には不適切な表現がありますが、作品の歴史的価値を考慮してそのまま収録してあります。
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