<仕様>
ANRM-22497/カラー/本編 121分/音声 イタリア語・英語/日本語字幕/ドルビー・デジタル(モノラル)/16:9(スコープ・サイズ)/片面・1層/MPEG-2/無許可レンタル禁止/リージョン2 NTSC日本市場向け/複製不能/イタリア・フランス合作
<解説>
失われゆくものたちに埋もれ、ローマ郊外の豪邸に独り暮らす、老境を迎えた大学教授。ある家族の闖入によって、教授の生活、
人生がかき乱されてゆく・・・。貴族階級出身のヴィスコンティ監督が、主人公の大学教授に自己を投影し、批判的・自虐的に彼の人生を狂わせてゆく。「家族の肖像」は、1974年に制作されたヴィスコンティ晩年の作品で、当時、公私にわたりヴィスコンティが寵愛した俳優ヘルムート・バーガーを起用。日本初上映は1978年、岩波ホールにて。公開当時、すでにヴィスコンティは亡くなった後だったが、ロングランの大ヒットを記録し、ヴィスコンティブームを起こした。
<ストーリー>
ローマの高級住宅街、一人「家族の肖像」の絵画に囲まれて暮らす、老教授(B・ランカスター)。その静かで孤独な暮らしに、ある日突然、ビアンカ・ブルモンティと名乗る美貌の侯爵夫人(S・マンガーノ)とその家族たちが現れる。全くその意思のない老教授を強引に口説き落とし、彼女たちは階上の部屋を借りて住みこんでしまう…。
(1974年製作 イタリア・フランス合作)
日本語字幕 関口暁子 字幕監修 柳澤一博
■初回封入特典 20Pブックレット
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