<仕様>
ANRM-22487/カラー/本編 118分/音声 英語・日本語/日本語字幕・吹替用字幕/ドルビー・デジタル(モノラル)/16:9(ビスタ・サイズ)/片面・1層/MPEG-2/無許可レンタル禁止/リージョン2
NTSC日本市場向け/複製不能/イタリア・アメリカ合作
<解説>
ナチズムという狂気の嵐にもてあそばれ、そのあげく悲劇的な結末を迎えなければならない男と女。苛烈な状況での彼らの運命の出会いと歳月を隔てた偶然の再会、それに続く倒錯した愛欲の日々と終焉を、耽美とデカダンな映像で描く、ヨーロッパ映画の秀作。マスターの4K映像修復にあたっては、2018年、リリアーナ・カヴァーニ監督が担当し、音声修復はフェデリコ・サヴィーナが監修した。
<ストーリー>
1957年冬、ウイーン。ホテルの夜勤のフロント係として働くマックス(ダーク・ボガード)は、いつものようにアパートを出ると、勤務先のホテルに向かう。ホテルに長く住んでいる常連客の相手をし、旅行客を迎える規則正しい日々。実はマックスはかつて、ナチ収容所の責任者の一人として、暴虐を欲しいままにしたナチスの親衛隊将校だった。厳しい追及の手を逃れ、ひっそりと戦後を生き抜いてきたマックス。ある日、ホテルのフロントで、高名な指揮者夫人として宿泊にきたルチア(シャーロット・ランプリング)と再会する。驚き怯えるマックス、混乱の表情を隠そうとするルチア。実は、ルチアは収容所で、マックスの倒錯した性にもてあそばれたユダヤ人の少女だった…。
(1974年製作 イタリア・アメリカ合作)
※日本語吹替音声は、1978年(昭和53年)2月1日(水)に、日本テレビ「水曜ロードショー」で放映されたものを収録。放映でカットされた部分は英語音声と日本語字幕になります。
■初回封入特典 20Pブックレット
■予告編
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