<仕様>
ANRM-22206/カラー/本編129分/音声イタリア語/日本語字幕/ドルビーデジタル・モノラル/16:9(ビスタ・サイズ)/片面・1層/MPEG-2/無許可レンタル禁止/リージョン2NTSC日本市場向/複製不能/イタリア・フランス合作作品
<解説>
ジッロ・ポンテコルヴォ監督の前作「アルジェの戦い」は観る人を自らその戦いに参加しているかのような熾烈な感動と興奮にかり立てた。「ケマダの戦い」は19世紀の大国の植民地政策に真っ向から斬りこみ、民族独立運動の必然性を描き出している。その説得力の強さはモデルとされた国、スペインから厳重な抗議を受け、一時製作が頓挫したと言われる。映画の完成が遅れ、題名もQUEIMADAからBURN!に、国名がスペインからポルトガルに変更された。本作品はカットされたシーン(残存する)を加え再編集されたものです。
<ストーリー>
カリブ海に浮かぶポルトガル領の島ケマダ。世界中に植民地化を進めていた大英帝国は、その島の豊富な砂糖きびに着目し、経験豊かな冒険家ウイリアム・ウオーカー卿(マーロン・ブランド)を送り込んだ。そして若い黒人奴隷ホセ・ドロレス(エヴァリスト・マルケス)を利用して反乱を起こさせ、砂糖の支配権を握る。10年後、真の自由を望んだホセは、今度は大英帝国に対して革命を企てる。ウオーカーは彼が植え付けた自由の運動を根絶させるべく再びケマダに向かう・・・
(1969年製作イタリア/フランス合作)
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