<仕様>ANRM-22182B/カラー/本編108分/音声英語/日本語字幕/リニアPCM・モノラル/16:9/片面・1 層/MPEG-4/AVC/無許可レンタル禁止/リージョンA日本市場向/複製不能/アメリカ・イタリア
<解説>
ジョン・ウエインの主催するバトジャック・プロの第1回作品。ロケーションはアフリカ大陸の地中海に面した古都トリポリの東200キロ、サハラ砂漠の奥地ツルティン地方に5ヶ月の冒険的ロケを刊行した。製作・監督は「ベンガルの槍騎兵」の昔から、大掛かりな恋と冒険を撮らせてはその右に出るものがないと云われる、ヘンリー・ハサウエイ。しかもカメラを担当しているのが英国の色彩界を代表する名手ジャック・カーディフで、大型画面いっぱいに荒漠たる砂漠の様相をさながら一篇の風物として美しく描いている。
ハリウッドに進出したソフィア・ローレンが「誇りと情熱」のスペインロケに続いて、この作品ではアラビア女に扮し、持ち前の妖しい野性的魅力を発揮している。
<ストーリー>
サハラ砂漠への入り口に近い、スーダンの町に、ある日ポール・ボナール(ロッサノ・ブラッツイ)というフランス人が現れた。彼は10年前、砂漠の民を教化する途中、サハラに消息を絶った宣教師の父のあとを追って、やって来たのである。街角で自分の時計を掏った女をポールは金を払って警察の手から救ってやった。その夜、酒場でポールは、またその女ディタ(ソフィア・ローレン)に会い、夜を徹して話し合った。生まれて初めて自分を人間として扱ってくれるポールに、ディタは離れがたい心を抱くようになった。片道70日以上という奥地への困難な旅に、案内人としてポールに推薦されたのは、サハラを自分の掌を差すように知っているジョー・ジャニュアリー(ジョン・ウエイン)であった・・・
(1957年製作アメリカ・イタリア)
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