<仕様>
ANRM-22180/カラー/本編112分/音声イタリア語/日本語字幕/ドルビーデジタル・モノラル/16:9/片面・1
層/MPEG-2/無許可レンタル禁止/リージョン2NTSC日本市場向/複製不能/イタリア作品
<解説>
南海の夢の楽園タヒチを舞台に、チコという原住民の少年と人喰い鮫との間に、ごく自然に芽ばえた友情を描いたセミ・ドキュメンタリー映画。かつて天才画家ゴーギャンの魂を奪い去った魅惑の島、タヒチにオール・ロケ。豊かな色彩と美観に満ちた南海の大自然や、珊瑚礁を次々に映し出している。少年時代の夢と、未開の楽園への郷愁がドラマを流れ、島民の素朴な生活をおり込んで、詩情豊かな作品に仕上げている。出演者はポリネシア人の現地人アル・カウエ、タヒチと中国のハーフのマルレーヌ・アマング。
<ストーリー>
神秘的、童話的であり、時には夢のように非現実的でさえある南海の楽園タヒチ。昔からここの漁夫たちにとって、人喰い鮫は最大の仇敵とされていた。ある日、少年チコは海岸に迷い込んでいた人喰い鮫の子供を見つけ、女友だちディアーナと一緒に小さな鮫をひそかに育てていった。日増しに成長した鮫は、チコとディアーナを豊かな色彩と美観に満ちた大洋の海底深く、あるいは珊瑚礁の間を次々と案内して、すばらしい風景の浜辺へつれ出すのだった。が、突然、海底深くもぐり、二人の視野から姿を消した。それ以来、鮫は毎日海岸で待つチコのもとには帰って来なかった。・・・十年たち、チコ(アル・カウエ)はたくましい若者に成長していた。仲間たちと漁に出たチコは、ある日、海底で五メートルもある巨大な鮫と再会した。
(1962年製作イタリア)
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